2009年12月14日

12.13後楽園ホール【Soul in the Ring VII】緑川 創

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第11試合セミファイナル ◆日泰68kg契約国際戦 5R
対戦相手:クンスック・アラビアジム(元ラジャダムナン&ルンピニー認定ライト級王者/泰国)
結果:判定負け(0-2) 緑川3_09.12.13.jpg  緑川4_09.12.13.jpg
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【Toki’EYE】
1R
前に出て攻める緑川にクンスックは単発の左右ミドルキックで応戦する。単発でミドルのクンスックに緑川もすぐ反応して右ローを軸足に返していく。時折クンスックは右のハイキックをカウンターで狙ってくるが緑川もこれには反応してブロックする。注目するのはパンチに右のハイキックを合わせる技だ。通常パンチの間合いから蹴りがいくら早くてもパンチに合わせるのはタイ人でも不可能である。ではなぜ緑川のパンチに右のハイキックが当たっているのか?それはパンチが来た時にロープの位置を計算して、思い切り上半身をそらして間合いを合わせて蹴っているが、この時上半身をそらし過ぎてもロープの位置を計算しているので転ばないのである。さすがタイ人である。
2R
このラウンドも緑川は前に出てパンチと右ローで攻めるが、クンスックは下がりながら左のミドルでカウンターを合わせる。こうなると試合も噛み合わずクンスックの消極性をレフリーが注意しなくてはボン戦になってしまう。
3R
相変わらず左ミドルを蹴るクンスックに緑川は右足のインローを後攻撃で返していくと、徐々に右足が効いてきたのかクンスックもオーソドックスにスイッチする。中盤になりクンスックが蹴りのフェイントから飛び込んで右の肘を叩きこんでくるが、緑川もよく反応してかわした。ラウンドの最後、打ち合いになるがクンスックはこれを避け、組み付き緑川を転がし首相撲の上手さを見せた。
4R
下がるクンスックに前に出る緑川の展開は変わらないが、所々にクンスックの小技が見られる。前に出た緑川の前足に体重がかかっている時に、出足払いの左引掛けインローを蹴ると見事緑川は転がり機先を制する事が出来ない。緑川も左ミドルを受けた後右のインローを叩きこんでいるが単発の為、ここからインロー、右ミドル等弾みのつく技が欲しいところだ。
5R
クンスックは左ミドル中心に来るので緑川は右足でカット出来る体制で前に入るべきであろう。時折見せた相手からの左ミドルに右のインローを叩きこみそこから左フックへと繋ぐ攻撃は、当たらなかったが、流れがあり良い攻撃だった。結局噛み合わないまま最終ラウンドを終える。
(鴇 捻之) *文中敬称略
posted by 管理人 at 11:16 | 2009年の試合結果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする