2007年09月17日

2007.09.16【TITANS NEOS2】石井宏樹

第14試合メインイベント◆63.5kg契約 5R
対戦相手:小宮由紀博(J-NETWORKライト級1位/フォルティス渋谷)
結果:判定勝ち(2-0)

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【Toki’sEYE】
1R
お互いキビキビした動きは調子良い証だ。よく見ながら少し長い間合いでジャブを的確に当てていく石井。これに連打で入り込んでダメージを与えようとする小宮だが石井は攻撃の後すぐに防御体制に入り反撃をブロック。前回の試合で攻撃の間合いに不用意に長居してパンチを喰ってしまった事を考えての動きだ。
2R
石井はローで崩していき後は相手の動きに合わせてフィニッシュするいつもの作戦だ。小宮も得意のパンチでフィニッシュする作戦だろうが、試合のリズムというか作戦が石井は一枚も二枚も上である。というのも試合の詰めどころを石井は絶えずジャブやインロー、ミドルなど色々と隙を見つけて相手にやりずらくしながら、自分の一撃のタイミングを読んでいる。いっぽう小宮は隙を見つけては、そこにパンチを当てる作戦。しかし遊びの攻撃が無いので、なかなか石井に隙は出来ない。それどころか相手が来たらブロックすればいいだけである。こういう流れを作ったラウンドである。
3R
石井はリズムに乗ってローやジャブを散らし右ストレートでポイントを重ねる。小宮は石井の攻撃について行けず、来た所や攻撃の引き際に合わせての攻撃になってしまう。石井は明らかに攻撃、防御と自在に距離と間合いを変えている。小宮も上半身を柔らかく使い、攻防に適するが、下半身の動きが硬い(動きのバリエーションが少ない)のでファイターには強いがボクサータイプには弱いだろう。
4R
石井は小宮の動きを完全に掌握し、危なげない攻防。小宮はこれまでペースに乗れずポイントを獲られているので、このラウンドからは攻めて行かなくてはならない。そんな小宮は何とか突破口を見出そうとするが、前蹴りをキャッチされ左肘を顔面に喰ったり、連打に行くがバックステップについて行けない等、小さな事だが力の差があることが解る。
5R
石井のローがとうとう効き出した。5R序盤にローを連打され足を引きずり出す小宮。パンチで来た時に石井は詰めて、ももに膝蹴りで更にダメージを加える。こうなると石井のKOも秒読みかと思われたが、そこは小宮も意地を見せ何とか判定まで持ち込んだ。

驚くことにドローのジャッジが居た。この寸評とビデオを良く見て勉強してほしい。そして異論があるなら唱えて欲しい。選手のみならず、業界全体、しいては格闘技界までがいい加減だと思われてしまう。昨今色々なスポーツでも判定をめぐって議論はあるところだが、一番被害を受けるのはいつも選手だ。一ヶ月にも渡る減量をし、勝ったのに負けにされたり、ドローにされたりする選手のことを考えて欲しい。そしてきちんとした採点が出来ないなら、ジャッジから身を引いてもらいたいものだ。選手だって負け越しが多ければ引退するのだから。
ジャッジ=50-50、50-49、50-48
(鴇 捻之) *文中敬称略
posted by 管理人 at 00:48 | 2007年の試合結果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする