2006年04月09日

大沢食堂の激辛カレーに挑む #1

新妻格闘塾にお邪魔した帰り、新妻塾長に「大沢食堂」に案内していただいた。大沢食堂の店長はかつて「ビックハート大沢」の異名をとったキックボクサー・大沢昇氏。

まだキックボクシングが産声を上げる以前の1963年2月12日、大沢氏はルンピニーで行われた空手vsムエタイの試合に、中村忠、黒崎健時らとともに「藤平昭雄」の名前で出場。ランカーを相手にKO勝ちを収めているのだ。実はこの歴史的な試合の実現に向けて極真会館の大山倍達師範を訪ねたのが、目黒ジムの野口修氏。その後大沢ジムと目黒ジムが同じMAに所属していたこともあり、大沢食堂と藤本ジムは縁のある関係と言えるのである。そしてその大沢食堂は知る人ぞ知る激辛カレーで有名な店であり、どいうわけかそのカレーを食べる羽目になった悲劇の(?)管理人。

実は生まれてこの方、激辛カレーなど食べたことがない。ゆえにどれくらい辛いのか想像もつかない。一応インスタントカレーやレトルトカレーは辛口指定である。タイカレーのレトルトなども大好きでよく買う。お店でオーダーするときもたいていは辛口である。ゆえにひょっとしたら……と淡い期待をしていたのだが、新妻塾長は出がけに「自分はバスタオルをもって行く」と言い出した。大沢食堂で激辛カレーを食べるためには必須アイテムらしい。そんなに汗が出るほど辛いのかと思うと、食事に行くのに初めてブルーになったのであった……。

新妻格闘塾を出て、旧白山通りを都営三田線の千石駅方面に歩くこと数分。いよいよ看板が見えてきた。看板が見えてきたとたん、死刑を待っているような気分になってくる。管理人、軽くチキンハートぎみ。

店の中に入ると、壁一面に大きく飾られた大沢氏の現役時代の写真が圧巻。テーブルについてからしばらくは、ビールとスタミナ定食のおかずを単品でいただく。いきなり激辛カレーには行かないらしい。このあたりは大沢食堂通である塾長にお任せである。

【写真】大沢食堂に到着し、「席空いてるかなぁ?」と店内を覗く新妻塾長

大沢食堂に到着し、「席空いてるかなぁ?」と店内を覗く新妻塾長

【写真】大沢食堂の入り口に飾られている大沢店長現役時代の雄姿。全日本キック初代バンタム級チャンピオンである。

大沢食堂の入り口に飾られている大沢店長現役時代の雄姿。
全日本キックの初代バンタム級チャンピオンである。

【写真】管理人のお気に入りとなったスタミナ定食の単品。キャベツと一緒に食べると、キャベツの甘さと歯ごたえが、やわらかい豚肉とピリ辛仕上げのタレにマッチして絶妙なハーモニーを醸し出す。間違いなくご飯もビールも進む一品といえよう。夏にも最適と思われる。

こちらは管理人のお気に入りとなったスタミナ定食の単品。キャベツと一緒に食べると、キャベツの甘さと歯ごたえが、やわらかい豚肉とピリ辛仕上げのタレにマッチして絶妙なハーモニーを醸し出す。間違いなくご飯もビールも進む一品といえよう。特にバテがちな夏に最適と思われる。

スタミナが非常においしかったため、この先に登場するものをしばし忘れる管理人。しかも塾生さんによる心温まるエピソード(新妻格闘塾1周年記念&塾長の誕生日お祝いサプライズ!)などを聞かせていただき感動する。感動しながらさらに卵とニラの炒め物を追加オーダー。これがまたうまいので調子にのって食べる管理人。そうこうしているうちに

「そろそろ行きますかー?」

ビールをグビグビ飲みながら新妻塾長が口を開く。いきなり現実へ。天国から地獄とはこのことか? なんとなく踏ん切りがつかない管理人……。他のテーブルでもやはり極辛カレーをオーダーしているお客さんがいた。するとおかみさんがこう告げているのが聞こえてくる。

「最初は中辛くらいがいいんじゃないの? いきなり極辛だと結局食べられなくて残す人多いのよ〜?」

「なぬー!」

なんてところに来てしまったのかと! 大好きなカレーは笑顔で食べたいぞ!と、そんな風に思えてならなかったのである。しかしトイレに立っている間に、それは注文されていたのだった。(つづく

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posted by 管理人 at 15:53 | 特別企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする