2006年03月25日

アメリカでケンドゥー!事件

藤本ジムに語り継がれる(?)伝説的な出来事

アメリカのロングビーチに飛鳥と私で試合に行った時の事。ロサンゼルス州は州の規定で体の検査、目の検査、知能検査があり、合格しないと試合に出場出来ないのだ(一回パスすればその年内は試合の度にチェックを受ける必要はない)。
で、私達はその為ドクター回りをしていた。

先ず目の検査をパス。続いて体の検査。手や目をチェックすると、次にドクターは「パンツを脱げ!」と言う。「セクハラかよっ?」と思うや否や、次の瞬間「うっ……」。ドクターの手にはいわゆる「ゴールデンボール」が握られていたのである。そしてドクターはウットリする、訳がなく「咳をしなさい」と言うので、「ゴホッ!ゴホッ!」とやると「ハイ、OK!」。「何がどうOKなんだよ?」と思いながら、無事体の検査をパス。

そして次は知能テスト。質問のいくつかを紹介しよう。(当然全て英語で行われる。その時点で既にボクサーには知能テストなのだが……)

「あなたの兄弟は何人? 妹の名前は?」
「好きな食べ物は?」
「あなたはなに人ですか」
「今からいう数字を逆から答えなさい」
※4(フォー)、9(ナイン)、7(セブン)、1(ワン)と言われ逆から1(ワン)、7(セブン)、9(ナイン)、4(フォー)、と答える。
「今から言う単語を記憶しなさい。ドック、スリー、ペンシル、レッドだよ。そして、あなたは日本のどこに住んでるの? その近くに有名なものは何かある?」こう質問をされた後、突然「さっきの単語を言ってみなさい」。この時点でもう、頭の中はダウンから立ち上がった時位の状況に!

このような質疑応答が続き、「ゼスチャークイズ〜♪」と言うことで、「私の言う単語を体で表現しなさい」と言われた。私の前に先に並んでいたのは飛鳥信也(当時日本ライト級チャンピオン)。

ドクターが「サッカー」というと、飛鳥が2、3歩走り、シュートッ!のアクション。
ドクターはすかさず「OK!」

次にドクターが「ベースボール」というと、飛鳥は腰を入れてフルスウィング、そしてすかさずボールをとって投げる! ここでもドクター「OKー!」

そしてドクターが「ケンドゥー」。ここで飛鳥は大きく振りかぶって豪快に面、面、メーン!と3連打!! しかしドクターは「NO、NO……!!」
「えぇーっ?」と怪訝な顔をする飛鳥。

質問は「ケンドー」ではなく「キャンドゥー(キャンドル/蝋燭)を吹き消しなさい」だったのだ。「だってサッカー、ベースボールとスポーツシリーズできたんだから当然次はケンドーでしょう。だからメーンて……」とバツの悪そうな飛鳥。

ドクターの質問はどの選手にも同じ質問だったので、私の番になって「キャンドゥー」のところで爆笑してしまったのは言うまでもない。

(鴇稔之)

ボケて欲しかったです! by 管理人



posted by 管理人 at 02:06 | あの日・あの時(仮) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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