2006年01月17日

【伝説】脅威の回復力

藤本ジムに語り継がれる(?)伝説的な出来事

目黒ジム時代、元WKBA世界チャンピオンの新妻聡が引退を決意し、「最後に一番強い相手とやらせて下さい」との要望。招聘した相手は、当時ラジャダムナンライト級チャンピオンのノッパデーソーン・チューワタナ(現ラジャダムナンスタジアムウェルター級チャンピオン シン・ノッパデーソーン)だった。

試合は初回から両者共に手加減の無い激しい展開に。パンチで行く新妻、蹴りで応戦するノッパデーソーン。新妻のパンチがヒットすると、ノッパーデッソーンの右ハイキックが唸りを上げて首を狙ってくる。新妻も左のガードを上げてこれをブロック、と思いきやガードを吹き飛ばし、ノッパデッソーンのハイキックはこめかみにあたり、頭が右肩にペタリと着く! アチャーッとビビるセコンド陣! しかし新妻は人間離れした?打たれ強さを発揮、ダウンに至らず試合続行! 終始アグレッシブに倒そうと猪突猛進するが、結果試合は新妻の判定負け。

その後、打ち上げに行き酒を飲んでいると、新妻が吐き気を催し、頭痛まで……。脳内出血で死亡に至るケースもあるその症状に、一同目が点。直ぐに急患で病院へ!! しかし本人は「大丈夫だって、是ぐらい!」と言い張っているが、果たしてどれぐらいだったら大丈夫ではないのだろうか?

医者はCTを撮ってみましょう、と言ってCTを撮る事に。結果は?

「うぅーん、左のこめかみに小さいけどヒビが入ってるね」

診断書的には「頭蓋骨骨折」となった。しかし本人はまたしても「大丈夫だって、是ぐらい!」という。首がとれかかっていれば、入院するのだろうか?

しかし医者は「こういう状況で12時間以内に脳内出血を起こす場合が80%あるんで、今日は入院して言ってください」と言って、嫌がる新妻を強制入院させたのだった。

次の日の朝、病院の電話番号で携帯が鳴った。凄く嫌な予感とともに電話を取ると、そこに出たのは当の本人、「霊なのか生きてるのか?」と思っていると、驚嘆の一言

「寝たら治ったから、もう帰ります。」

病院に行ってから僅か5〜6時間で頭蓋骨のヒビがくっ付くのか……?
いや彼ならくっ付くのだろう。夜中にこっそりアロンアルファか何か強力接着剤を使用したに違いない!! (鴇 稔之)

posted by 管理人 at 00:00 | あの日・あの時(仮) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする