2005年12月18日

小原祥寛(2005.12.18 甲府大会〜宮川道場 FINAL 2005〜)

甲府大会〜宮川道場 FINAL 2005〜
第4試合◆日本バンタム級
対戦相手:山口志 (宮川道場)
結果:判定勝ち(2-0)
今回の小原は、怪我を押しての出場である。怪我は11月にタイのプーケットで行われたNOC(ナショナルオリンピック委員会)主催のアジアインドアゲームのアマチュアムエタイでウズベキスタンの選手(金メダリスト)と戦った際に鼻骨骨折したからだ。それから1ヶ月での強行出場(ドクターからは2ケ月の試合禁止勧告)だった。決められた試合はこなす、プロ魂である。

【1R】
打ち合いを避け、遠目の距離からミドルで腕を殺しにいく(小原はジムでは1・2を争うヘビーキッカーなのだ)、作戦通りの展開でスタート。対する山口選手はローキックを散らしパンチで攻める。小原も打ち合いに行こうとするが、やはり鼻が気に掛かるようで、すぐさま首相撲に切り替えヒザで勝負。体格的にバンタムから上がってきた山口選手にこれは不利。

【2R】
このラウンドも1R同様の展開になる。しかし重い蹴りを何発も腕に受け山口選手は腕にダメージを蓄積する。一方、パンチに来る山口選手と打ち合いを避け首相撲で応戦する小原だが、ヒザのタイミングもやや単調で効き目は然程でもない。ヒザ2連発や速い1発だけ等の工夫が欲しい。

【3R】
ポイントではやや小原有利で、後のない山口選手は前に出ようとするがローや前蹴りに阻まれ、小原にダメージを与えることは出来ない。小原も勝利を確実なものにしようと、時折攻めるがこれも効果的ではない。ともに確実なダメージを与えられないまま終了のゴング。判定で小原の勝ち。

コメント兼解説
小原は相手の攻撃が来た時に、一歩引いての攻撃は協会でもトップクラスの選手、したがって攻撃をかわした後に畳み掛ける攻撃が出来るようになれば、チャンピオンも夢ではない。山口選手はこの攻撃で倒そうという決まったパターンや技が無いので、技をもっと絞り込み、相手がどう動こうとその技が通じるようにすれば上位ランキングも狙えるだろう。単に長いキャリアだけで試合をコントロールしようとしても、倒されないだけで倒すことは出来ない。

(鴇 稔之)



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posted by 管理人 at 21:40 | 2005年の試合結果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする