SOUL in the RING III
第14試合◆ミドル級タイトルマッチ
対戦相手:山崎銀二郎(宇都宮尾田)
結果:TKO勝ち(4R 2分26秒 タオル投入) ※4度目のタイトル防衛成功!!
前回ノンタイトルとはいえ、格下の山崎選手にドローに持ち込まれる失態の松本。果たして前試合は失態なのか、衰えなのかが問われる今回のタイトルマッチである。
1R、様子を見ながら蹴り、パンチと多彩な技で攻めるチャンピオン。今回はやはりタイトルマッチでかなり気合が入っている。
2Rに入り、長い蹴りからパンチに繋ぎ、波に乗る松本。山崎選手も単発でフックを振り回すが当りそうもない。中盤からは松本の左ミドルがドスドスと重い音を立て、腕を殺しに行く。そこで左を警戒したところへ右のパンチを振るう松本の攻撃は利に適っている。
3R、練習していた右アッパーが何発も炸裂。脇を締めてガードが下がったところへ、今度はテンプルに左フックこれで山崎選手は堪らずダウン。立って来たところへ怒涛のパンチラッシュで2度目のダウン。一気にKO決着を付けたいところだが、山崎選手はゴングに救われる。
4R、完全に波に乗った松本はアッパーや左ボディとパンチも多彩。山崎選手、堪らず3度目のダウン。立っては来たがその後、セコンドからタオルが投げられTKOで松本の完勝! 来年、ラジャのタイトルに早く挑戦してもらいたいものだ。今日の調子ならベルトはもう夢ではない。
(鴇 稔之)










