2005年10月20日

セコンドの役割

そこが知りたい!キックボクシング豆知識

試合のインターバルに欠かせないセコンド。今回はその役割についてご説明しましょう。

TITANS 2ndのときの石井選手とセコンド陣 試合ではラウンドや選手に関係なく、必ず3名のセコンドがつきます。セコンドに付くのは会長やトレーナーです。しかしトレーナーの数が3人に満たないジムは選手がつきます。(ジム以外の者も付けますが余り例がありません)

 セコンドはワセリン(パンチや蹴りを受けた時に滑ってダメージを緩和させる為)、止血剤(ジムによって違う)、テープ(グローブの紐が取れかかった場合に使用)、鋏、水、氷などを用意し、ラウンド終了のゴングとともにすばやくコーナーを準備、1分(ムエタイの場合は2分)という短い時間に的確な処置やアドバイスを行います。 ※椅子や受け皿は通常プロモーターが会場に用意します。

 インターバルが終了し、セコンドアウトが告げられた場合は、すみやかにリング内から退去しなければなりません。また、試合中にセコンドはレフェリーの許可なくリング内に入ることはできません。

 インターバルでの会話は、主に攻撃や防御の指示、相手の攻撃の分析や説明、あるいは選手の体のダメージやスタミナについてなど。どこのジムも概ね同じような事を話しています。

 しかし、セコンド3人の指示が「パンチで行け」「ローキックで行け」「ヒザで行け」などとバラバラになると最悪です。さらに困るのは「もっと強く蹴れ」「もっと速く蹴れ」等の誰でも『できることならやりたいわい!』と思うような指示。これでは選手も戸惑ってしまいます。

 藤本ジムでは、先ず選手を落ち着かせるアドバイスをします。技術的であったり気合を入れてやるだけだったり、世間話(?)だったりとケースバイケースですが、選手の精神状態を、できるだけアドバイスの聞ける状況に持っていく事を優先にしているのです。なぜなら試合中の選手は、持っている技術の30〜40%程度で闘っていますが、落ち着けば残りの50%近い技術力を引き出せるからです。

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posted by 管理人 at 04:18 | キックボクシング豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする